★R-18小説「東京テルマエ学園」第9話「地球最後の裸族を取材する」

アフリカ最後の裸族、ポナメ族。

大物ファッションモデルや有名女優を数多く輩出していることで存在自体はよく知られていたが、その実態は全くと言っていいほど不明だった。

先進国とは一切の連絡を絶っているので、今まで誰も取材できた者がいないのである。

DODOTVはあえてそこに切り込むことで視聴率を稼ごうとした。

未開の民族の本当の姿が公開されるとなれば、世界中が注目すること間違いない。

「三波、引き続きで悪いが、受けてくれるか。これは世界にDODOTVの存在を知らしめる
大変重要な取材だ」

ディレクターの龍馬は、アナウンサーの濱崎三波に聞いた。

「はい、大丈夫です!」

先日テルマエ学園の生徒たちとヌーディストビーチを体験し、酷い目にはあったが、あれで度胸のついた三波は、威勢良く答えた。

その足で五郎と三波を含むDODOTV取材班は成田空港に向かい、アフリカへと飛び立った。ケニアのナイロビ空港から車で南下すること丸三日。

道中、三波はお尻を虫に刺されるは、お風呂には入れないので汗だらけになりきつい臭いがするようになるは、さんざんだったが、とうとうジャングルの奥地の居住区に辿り付いた。

 


「ここが、あの伝説の裸族の住む集落か」

まずは現地ガイドを通して、年老いて鼻輪を付けた族長に接触を試みる三波たち。

しかし、族長は首を振るばかりだった。

「どうも埒が開かないなぁ」

困り果てた五郎。

ふと、族長を見ると、三波を頭から脚の先までジロジロと眺め回している。

「ちょと、ちょと」

少しカタコトな感じの通訳が何か言いたそうなので、聞いてみたところ。

「村の人と同じ姿になればオーケーとのことよ」

見回してみると、ポナメ族の女性は十代二十代が最も多く、しかも美人揃いだった。スレンダーで手足がとても長い。しかし、その衣装は日本人から見るととても恥ずかしいものだった。腰周りにカラフルな紐を垂らしてはいるが、乳房やお尻は丸出しにして、局部の部分も毛が無く性器が露出している。ほぼ全裸に近い格好で、首輪だけが巻いているだけだ。

「よし、仕方がない。その通りにしてくれ」

「ええっ、いっ、嫌ですよ!」

最初は拒んだ三波であったが、ヌーディストビーチ取材の件もあったので、番組のためだからと説得され、何となく同意させられてしまった。


●さて美人レポーターの三波は、果たしてどんな格好をさせられるのか!?しかも驚きの食生活の実態がここに???

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儀式は途切れることなく続き、結局三波は十人近い若者の童貞を奪った。

この三波の献身によって、部族の謎は解き明かされた。

村の中でも選ばれた美人が子供を産むことで、すぐれた美女に育ち、世界へ羽ばたっていく、システムとなっていたのだ。

「しかし、この動画、使えるんですかね」

担架で運ばれてくる三波を自動車から眺めながら、取材班の一人は五郎に聞いた。

「うーむ、まずモザイクは掛けないと……どちらにしても地上波は無理そうだな」

個人観賞用という手もあるかも知れない、と考える五郎であった。

 

終わり

東京テルマエ学園 本作品を読みたい方はこちらまで。本編も読めば、2度美味しいです(笑)
https://tokyo-terumae.com/

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全国各地の温泉を回ること30年。そのあいだ回った温泉は2000湯あまり。 秘湯・露天風呂愛好会「なちゅらる」の会員でもあり「混活パスポート」認定者のマイケルです。 アマチュアながら写真歴も45年。当初は風景写真が中心だったのが、山岳写真、温泉写真と変わっていき、その後は女性の写真を撮るのがライフワークとなる。 最近はコスプレモデル倶楽部「アイキューブ」を立ち上げ、毎月定期的にコスプレ撮影会を開催。 その中から生まれた「温泉アイドル」たちが、デジタルコンテンツ「秘湯女子図鑑」にも出演し活躍中。 今後も温泉と女性をテーマに趣味を高じていく予定です。

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★R-18小説「東京テルマエ学園」第9話「地球最後の裸族を取材する」” に対して3件のコメントがあります。

  1. 本編も気になります!
    楽しそう!

  2. 裸族って!発想がすごすぎてついていけないw

  3. Tsubasa より:

    面白い発想ですね!良い小説です

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